こどもの頃、母にボロクソ怒られた話。~薬局経営者の母vs.高校生の娘~編

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中学生のころから、コンタクトレンズの処方箋をもらうために年に数回眼科に通院していた。



ある日、平日の部活帰りに営業終了時間ギリギリの眼科に飛び込んだ。



コンタクトの処方箋だけでいいのに、角膜にキズが付いているとか何とか言われ、毎回目薬を処方された。(今思うとそうやって処方箋料で稼いでいたのか門前薬局のためだろう)

眼科の検査のイラスト(健康診断) | かわいいフリー素材集 いらすとや





会計を済ませ、「下の〇〇薬局さんに行って下さいね~」と受付のお姉さんから処方箋を渡された。(本来禁止されているが、当時は特定薬局への誘導は少なくなかった。)



ふと見ると、処方せんの下の方に無地の付箋が一枚はられていた。

付箋のイラスト(文房具) | かわいいフリー素材集 いらすとや





実家が薬局の私はすぐにわかった。



『はっは~ん、最後の患者の合図か。まさか、普通の学生服を来た小娘が、薬局の後継ぎ娘とは誰も思うまい。』



……そして心優しい私は下の〇〇薬局に行ってあげた。

薬局:フリーイラスト集|学校保健ポータルサイト





私が行かないと、薬局が閉められないと思ったのだ。



初回問診を書き、お薬手帳まで作っていただいた。



目薬を受け取り、無事〇〇薬局のスタッフ達を仕事から解放してあげた私は、家に帰った。



そして、母にバレた。



「実家が薬局やのによその薬局で薬もらう奴がどこにおんねん!!!!!ばかたれが!!出ていけ!!!!」



凄い怒る人のイラスト(女性) | かわいいフリー素材集 いらすとや

普段は私に激甘な母がブチギレた。



目が点なしんちゃん②[45467561]|完全無料画像検索のプリ画像 byGMO

私は目がテンになったが、頭にきたので無視を決め込んだ。





(なんで目薬1本よそでもらっただけでここまで怒られなアカンねん)



私はこのブチギレの理由が10年後にわかるのである。



働き始めてやっと、処方箋1枚受け取ると薬局に入る点数を知った。



その時、ブチギレずに、冷静に医療保険のしくみや調剤報酬のことを教えてくれたら良かったのに…とも思うが、まぁそんな母ではない。



医療保険制度については、若者はもちろん、大半の大人が知らないのではないかと思う。



大学生の時付き合っていた京都大学経済学部生の彼氏に
「こないだ薬局でジェネリック勧められたけど、200円しか変わらんかったからやめた」という話をされた。



『ちょっと!ジェネリックにしてよ!!!3割の自己負担分で差額が200円なんやったら、全体的には600円以上やすくなってんねんで!国の医療費助けたってよ!』



「薬局でそんな説明なかったし!そう言うてくれてたらジェネリックにしたやん!」



おわかりいただけただろうか。



私も母に似て感情的だが、母よりも冷静で頭がいいからちゃんと説明ができる。



それはさておき、医療保険制度のこと、京大生でも知らないんだ。と思った。



きっと医療費3割負担のカラクリをもっとちゃんと学校教育で教えたら、みんなジェネリックにしてくれるし残薬を隠したりしないんじゃないかな。



おわり。

医療費の負担割合の図 「医療費を支えているのは、みんなが納める税金や保険料なんだね。」
サワイ製薬HPより





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