腸のお話。編

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腸内フローラ?プロバイオティクス?腸活?
最近なぜ腸が注目されているのかを解説。



腸内フローラ

人間の小腸から大腸には1000種1000兆個以上の細菌が生息しており、これらの様々な細菌がバランスをとりながら腸内環境を保っている。顕微鏡で腸の中を覗くと、植物が群生している「お花畑(フローラ)」のようにみえることから『腸内フローラ』と呼ばれる。

腸内細菌は(ヒト様の便宜上)善玉菌悪玉菌日和見菌の3つの種類に分類される。日和見菌は健康な時は無害だが悪玉菌が増えた時に悪玉菌に加担する性質がある。腸内フローラのバランスが崩れ悪玉菌優位になると下痢や便秘を起こす。



ちなみに1月26日は腸内フローラの日だそう。年末年始で食生活が乱れやすい1月と、フローラの語呂合わせから。



プロバイオティクス





いつからかCM等でプロバイオティクスという言葉がよく使われるようになった。


腸内細菌学会による定義は以下の通り。

プロバイオティクス:
腸内フローラのバランスを改善することによって宿主の健康に好影響を与える生きた微生物





プロバイオティクス飲料の例





腸内環境を整えるメリット





免疫力アップ





腸は体内にありながら、見方を変えれば体の外側にあることになり、皮膚と同じように外界にさらされている。

(ちくわの穴をイメージして欲しい。内にありながら外側でもあるのだ。)





そのため、食事や呼吸によって体に侵入する細菌やウイルス、化学物質をブロックする免疫機能が備わっており「体内最大の免疫臓器」と呼ばれる。

人の免疫細胞(リンパ球)の約60~70%は腸の中で生きており、腸から全身を巡っている。そして、腸内の免疫細胞は良質な腸内細菌(善玉菌)によって強くなる。そのため、乳酸菌を補い腸内環境を整えると、免疫力がアップし風邪やインフルエンザにかかりにくくなったり、アレルギー症状の軽減も期待できる。



幸せになる?!





私たちが脳で幸せを感じるもとになる「幸せ物質」のひとつが神経伝達物質セロトニンだ。セロトニンが不足すると、不安やイライラがひどくなったり、うつになることも。

セロトニン - Wikipedia
セロトニン

このセロトニンは腸管で作られて脳へ出荷されている。さらに、腸内フローラが脳内のセロトニン量を調整していることもわかっている。



腸活





最近流行りの腸活。腸を健康に保って元気になろうってやつ。



◆腸活の例

・朝起きたらまずコップ1杯のぬるま湯を飲む

・善玉菌のエサとなる食物繊維を積極的に摂る(きのこ、海藻、大麦、玄米など)

発酵食品で善玉菌を補う(ヨーグルト、納豆、味噌、キムチなど)

・適度な運動をする

・睡眠をしっかりとる



難しければ、乳酸菌サプリメントや市販の整腸剤から始めてみてはどうだろう?



ウンチは健康のバロメーター





腸内細菌が整っていると、いいウンチがでる。

毎日の排便にこだわる人もいるが、2〜3日に1回出ていれば心配ない。いいウンチは明るい茶色でバナナ型するんと出て水に浮く



実際に、ウンチの変化から大腸がん膵炎の発見にいたった患者さんもいるので、ぜひ毎回チェックしてみよう。





腸活で目指せ!明るめゆるふわウンチ。



以上、腸のお話でした。お食事中の方は失礼しました。



参考:
ビオフェルミン製薬 https://www.biofermin.co.jp/products/biofermin_s/
腸内細菌学会 https://bifidus-fund.jp/keyword/kw030.shtml
資生堂 https://www.shiseido.co.jp/nouchoulab/about/02/

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