アレグラFXジュニアが売ってない?編

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ある日、知り合いのSNSにこんな投稿が。

「小学生の娘の花粉症が始まったのだが、ドラッグストアを数軒まわっても子供用のアレグラが売ってなくて困っている」と。





事実、アレグラFXジュニアは取り扱い店が少ないようだ。





私はこう返信した。

『アレグラFXジュニアは大人用と同じ成分で量が半分なだけなので、大人用のアレグラを半分に割ったらいいと思います。割線が入っていないようなのでキレイに割れないかもしれませんが、だいたいで大丈夫です。コスト的にもその方が安くつくと思います。』と。



しかし翌日その人の投稿を見ると、結局娘さんを耳鼻科に連れて行って処方薬をもらったようだった。



私は色々と落ち込んだ。

せっかく市販薬でセルフメディケーションしようとしてくれた人が、ドラッグストアの在庫の都合で諦めざるを得なかったこと、受診するという選択肢をとらせてしまったこと、私の助言が役に立たなかったこと。



私は薬剤師としてどう対応すればよかったのだろう。

もしかしたらドラッグストアの真面目な登録販売者に「小学生に大人用のアレグラ を販売できない」と言われたのかもしれないし、市販の薬ほどパッケージングがしっかりしているから、邪道な飲み方をしたくなかったのかもしれない…

せめて近くに住んでいたなら医療用でも代替薬でも持って走って行ってあげたのになぁ……

(誰かなぐさめて) 



                   

気を取り直してアレグラFXの紹介をしよう。



アレグラFXとは?





医療用医薬品アレグラからのスイッチOTC(市販化)。成分名はフェキソフェナジン塩酸塩。アレルギー性鼻炎に伴う鼻水・鼻づまり・くしゃみの改善を目的に販売されている。体の中でアレルギー反応を抑えるので、花粉だけでなくハウスダストでも猫でもアレルギー全般に効果がある。



一般的に抗アレルギー剤は眠気が出やすいため運転禁止や注意勧告が多いが、アレグラは眠気が少なく車の運転に関しても規制がない。市販薬の中でも人気がある。



用法用量





用法用量は医療用と同じ。

7〜11歳  1回30mgを1日2回朝夕
12〜14歳 1回60mg(30mg×2錠)を1日2回朝夕
15歳以上  1回60mgを1日2回朝夕



食後でなくても服用OK



価格





販売店によって差があるので参考までに。

  

アレグラFX 14錠 約1300円

 
アレグラFXジュニア  16錠 約1200円



ジェネリック





花粉症となると毎年のことだし数ヶ月単位の長期戦だと思う。その場合は市販薬でもジェネリックが出ているので店頭でたずねてみて欲しい。いろんなメーカーから発売されており、モノによっては約半額だ。



大きな声では言えない独り言





説明文書通りだと12〜14歳はジュニア用30mgを1回2錠なのだが、大人用60mgを1錠飲んだ方が圧倒的に安い。しかし規則上15歳未満に大人用は販売できない。

あと知っている人も多いと思うが、医療用のアレグラは蕁麻疹アトピー性皮膚炎のかゆみにも適応がある。しかし市販のアレグラFXは販売するにあたってアレルギー性鼻炎以外の適応承認を取っていないので、蕁麻疹やかゆみのために販売できない

この辺が本当にわずらわしい。薬剤師の裁量でもっと自由に売らせて欲しいもんだ。






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