自宅用血圧計のススメ。編

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2020年5月下旬、10万円給付が始まった。すると、立て続けに2人の患者さんが自宅用の血圧測定器を購入された。

臨時の給付金を、貯め込むでもなくパーッと使うでもなく、健康のために使うという発想は私にはなっかた。驚いたし、うれしかった。



どんな血圧計を買えばいいかと聞かれたが、個人的には1万円くらいの腕で測る血圧計を買えば問題ないと思う。オムロンなど大手企業の商品ならサポートがしっかりしているし、古くなってもカフやプラグなどの部品が単品で買える。

血圧計|商品情報 | オムロン ヘルスケア
血圧計について、オムロンの商品情報や正しい使い方をご紹介します。





といっても予算は人それぞれ。覚えておいて欲しいのは、お安めの血圧計や手首で測るような簡易の血圧計は、値自体をみるのではなく、日々の変動をみるために使って欲しいということだ。



血圧は測定環境・測定者(測定器)が異なると、値も異なる。
病院で医師に測ってもらった血圧と家での血圧が全然違う!というのはよくある話で、医師に測ってもらうと緊張して血圧があがってしまう人が多く、”白衣性高血圧”と名前がついているほどだ。
もちろん医師も診察時の血圧だけで処方を決めるのはよくないとわかっている。しかし、自宅で測定しない人に対しては、診察時の血圧で判断せざるを得ない。

やはりベストなのは、毎日決まった時間に血圧をはかって血圧手帳に記入し、それを診察時に医師にみせる方法だろう。
個人的に、測る回数は1日2回で十分だと思う。起床後や寝る前など、行動バイアスを除ける時間が好ましい。血圧は連続して測るとどんどん下がっていく。2回測って平均値を記入するのがいいようだ。



家では120台なのに病院ではいつも150越え。そんな人は一度、受診の時に自宅の血圧計を持って行くことをオススメする。医師に測り比べてもらうのだ。そこで値が10違うのならそういう認識で使えばいい。あくまでも、日々の変動を確認するのが自宅用血圧計の役目だと思うから。



私が在宅訪問を担当していたおじいちゃんがいた。血圧の変動が激しく不安神経症もあり、10分に1回血圧を測り、”血圧ノイローゼ”と自分で病名をつけていた。

「血圧が高いが今薬をのんでいいか?」「薬をのんだら下がりすぎた。救急車をよんでいいか?」といった電話がしょっちゅうかかってきて大変だった。なのになぜか、医師の出す薬は変わらない。

ふと血圧手帳を見ると、きれいな値が並んでいた。実はこのおじいちゃん、連続して測ると値が下がっていくことを発見し、自分が納得いった値だけを血圧手帳につけていたのだ。



最近では、アップルウォッチで常に変動する血圧を眺めることもできるらしい。こんなの血圧ノイローゼのおじいちゃんに渡したら、ひっくり返るだろう。



みなさんも、父の日に血圧計いかがですか?



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